このバンブルビーは「リベンジ」版のデザインが元となっており、海外ではスプリームクラス「Battle Ops Bumblebee」という名称で発売済。その「バトルオプスバンブルビー」がマスターピースシリーズとしてリリース。「MPM01スタースクリーム」に続く実写版マスターピース第2弾として発売されました。日本版の特徴としては、海外版では黄色部分が成型色だけだったものが塗装になったり、ホイール部分にメッキが使用されるなど見た目でのグレードアップが施されています。それでは早速行ってみましょー!
まずは箱。スタスクと同じ仕様&大きさです。箔押しなどで豪華には仕上げてありますが、マスターピース開始からこのデザインは続いているので、もうちょっと今の時代にあわせたりしたらいいんじゃないかとも思います。
箱は扉がついており、中が見れる感じに。けど、中は毎度同じの針金どめなので、一回出してしまうとしまうのはなかなか難しく、そこら辺も大人向けのコレクターアイテムなんだから、ブリスターを工夫するとかで何とかして欲しかったですね。そしたらこの扉も生きるのに。
付属品はコミック、取説、カード、いつものアンケート。コミックはスタスクの続きで、ブリーチャーがオォゥ…というか、カードつけるならもっとデザインをなんとかするか、いっそセガのゲームの奴にしてくれたら…
それではいよいよ本体に。まずはロボットモード。でけー!ぶっちゃけ買う前はこんなデカイバンブルビー必要か!?と思ってたんですが、この存在感はすごい!黄色いボディー部分はすべて塗装なので非常に見栄えがいいです。ヒューマンアライアンスの拡大版位に思ってたんですが、触ってみると全然違いました。
背面。マスターピースでこのガワ感は…脚の華奢さもちょっと気になるかな?
取説にはありませんが、肩のキャノンは一応うしろに隠すことが出来ます。この状態だと上半身がすっきりしてバランスが良くなった感じがしますね。
こんな感じにキャノンを折りたたむ。
バストアップ。塗装による質感のアップでなかなかいい感じ!本物っぽい!
マスクを下ろしてバトルモードに。マスクを上下するときにライト&サウンドが。これはすごい!芸細です!
赤丸部分を押すとライト&サウンドギミックが。バトルマスクが上がってるか下がってるかでも音声が変わります!それぞれ3種類で、このボタンで合計6種類の音声が流れます。
右腕はデフォルトは左写真のような感じ。腕を上げると、肘が自動で伸びて手が引込みキャノンモードに!この自動変形ギミックが管理人が購入を決めた最大の理由だったり。なかなか楽しいです!この時も光と音がなって、腕を伸ばしきった状態だとパワーをチャージする音が流れます。結構うるさい。そして、赤丸部分を押すとキャノン発射音が!
ディテールが細かく作りこまれているので、せっかくなので順に見ていきましょー。まずは上半身右側。キャノンギミックはとってもいいんですが、そのおかげで右手が謎のクリアハンドに。
電池は右脇下にあります。電池入れると中のバネの跳ね返りが結構きつくてちょっと心配。ちなみに、今回も電池は付いてこないので自分で用意する必要がありますよ。
上半身左側。腕の造形はほぼ実物通り。
ボディー部分。きっといつかナンバープレートも割れる変形をしてくれる究極のバンブルビーが出るのを夢見てます…
足の付根のシリンダーはゴム製。ゴムだけど、ちゃんとパーツが分かれていて、シリンダーが伸縮します。
背中。やっぱり気になるガワ…あと、いつになったら4枚羽を再現してくれるんだ!?
腰部分、お尻あたりがスカスカですね…
脚。再現度は高いんですが、ボディーと比べるとかなり華奢。
後ろから見るとさらに頼りなさそうに見えます…けど、接地はしっかりしてるのでバランスよく立たせることが出来ますよ。
続いてビークルモード。ビークルモードは完璧です!全塗装のおかげでかなり実写に近く見えますね。
マッシブな感じが良く出てます。
カマロのプレートもしっかり。
若干、パーツによる塗装むらが気になります。あと、変形過程で塗装が剥がれやすい。しかも成型色がグレーなもんで、禿げるとすぐわかる…しょうがないとは思いつつ、もうちょっと剥がれにくい感じにして欲しかった。
真後ろから。パーツのはみ出しが惜しい!
そしてビークルモードでキャノンを展開することも可能。展開時にギコガコ音がなります。
ロボットモードと同じボタンでライト&サウンドが。ノーマル時とキャノン展開時で音声が変わります。
それと、左前タイヤにもスイッチがあり、ボディを押し込むと(サスペンションを利かす感じ?)ライトと音声が。トランスフォーマーの歌が流れたりします(More than meet the eyes〜のやつ)。楽しい!
ムービーバンブル比較。ビークルの再現度は圧倒的に今回のマスターピース版ですね。
ロボットでも。うーん、やっぱり今回のかなり劇中に似てる感じがしますね。
さて、ロボットモードに戻ります。可動はやはりといってはあれですが、それほどすごくはないです。説明書には「頭部は固定されており、左右には回りません」とありますが、実際は首は左右に45°位ずつ向けます。あとは左手首が回転しないので、結構きつい。
脚も膝が90°までしか曲がりません。スネ部分が変形の関係で動くの、そのへんも駆使すればなんちゃってひざ立ちも可能。以下、写真続きまーす。
一応、肩足立も可能。
デラックスのラヴィッジを使えばあのシーンの再現もなんとなくできます。
というわけで、以上「マスターピースムービーシリーズ MPM-02 バンブルビー」でした。正直それほど期待していなかったのですが、実物をいじってみると結構楽しいし、かっこいい。しかし、これがマスターピースというブランド名で売ってしまっていいのか?という疑問は残ります。スタースクリームの時も感じていたことではありますが、パッケージには『「マスターピース」は至高の逸品にして「TF」の顔』とあるのに、海外で通常ラインで発売されている物にちょっと塗装を施しただけで、「マスターピース」ってアリなんでしょうかね。今回の値段(定価13,440円)と「マスターピース」という言葉の意味を考えれば尚更です。ちなみに海外ではメタリック塗装を施されて、レジェンドクラス2体ついた物が発売されていますが、それは$59.99です。日本のファンはなめられてるんですかね?これだったら、「ライト&サウンド」シリーズとしてだしたほうが、「マスターピース」のブランドも守れるしよかったんじゃ?と思ってしまいます。モノ自体はとてもいいのに、仕様や売り方で評価が下がってしまうのは悲しいですね。



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【TF MOVIE マスターピースの最新記事】
突然のコメント申しわけありません。
現在バンブルビーのマスターピースを購入予定なんですが途中で他のバンブルビーとの比較写真を拝見させていただきました。
そこで比較写真の他のバンブルビーの商品名を教えていただけませんでしょうか?
お手数ですがよろしくお願いします。
コチラこそ始めまして!コメント大歓迎です!
比較写真ですが、まず、ビークルの方の写真は左から、
MP版、ヒューマンアライアンス版、オートボットアライアンス版デラックスクラス、EZコレクション(レジェンドサイズ)です。
ロボットの方は、
真ん中のデカイのがMP版で、左がヒューマンアライアンス版、
右がオートボットアライアンス版デラックスクラス、
中央下がEZコレクション(レジェンドサイズ)です!
プレイバリューも高く、質感とかはピカイチなので悪くは無いですよー!
とても助かりました!
参考にさせていただきます(^-^)
ありがとうございましたm(_ _)m
あまりの内容の充実と写真のきれいさに、ただただ驚いています。どうしたらこんなすばらしい解説や説明、また対策・工夫などが生まれるのだろうと、夢中で拝見しています。3体目の購入を迷っていましたが、このぺーじのおかげで、もっと頑張ってみたくなりました。あなたの解説を参考に、次のロボットを決めようと思います。これからもずっと拝見しますので、お導きくださいませ。
コメントいただきありがとうございます!
物によってレビューの内容にムラがあったりもしますし、
写真なんかは環境もたいしたことないので、まだまだなのですよ!
けど、そう言って頂けると嬉しいですし、
最近は数をこなす事ばかりだったので、
読み応えのあるレビューを目指さないと!と気が引き締まる思いです!
再現度、というところではやっぱりこのマスターピースがいい感じですが、
これよりも簡単で遊びやすいものもたくさんありますので、
他のものも手にしするときは是非参考にしていただければと思います。
こちらこそこれからもよろしくお願いします!