というわけでe-HOBBY限定のユナイテッド「オートボットセット」です!「トランスフォーマー2010」の年である2010を盛り上げる一環の商品で、e-HOBBYでの予約限定商品として販売され、「ホットロッド ブルークリアバージョン」「オートボットカップ ダメージバージョン」「スクラップヒープ」の3体セットとなっています。同時に「ディセプティコンセット」も発売され、両セットともe-HOBBYのメルマガ配信のストーリー「2010 Expanded Story」のストーリーに沿った設定のカラーリングとなっています(ちなみに管理人はオートボットセットのみの購入)。それではいってみましょー。
パッケージ。吉岡英嗣氏書き下ろしのイラストが描かれており、ディセプティコンセットと並べるとひとつの絵になるという、ユニクロンとプライマスでも行った手法を踏襲。完全に2つを合わせることを前提としたデザインのため、単体だと右側にスペースが出来て(クインテッサ星人いるけど)あまりよくない…イラストはかっこいいんですけどね。2つ合わせたイメージとかはコチラ。けど、箱自体はしっかりしたボール紙の箱なのはいいです。
中身はこんな感じで1つのブリスターに入ってます。
付属として「2010 Expanded Story」の冊子と、ピンバッジが付属。「2010 Expanded Story」」の冊子は全16ページで、キャラクター紹介とメルマガで配信された全10話のストーリーがすべて収録されています。けど、キャラ紹介のとこには今回なぜこのバージョンになったかの説明は一切無し…バッジはホットロディマスが描かれた物(ディセプティコンセットにはガルバトロン)。何故かバッジでの名前はホットロッではなくホットロディマスになってますね。なぜ統一しなかった…
ホットロッド ブルークリアバージョン
まずはホットロッド ブルークリアバージョンから。今回はホットロディマスではなく海外名のホットロッド。変形ヘンケイ(Classic)版ホットロディマスの色替えですね。付属の冊子によれば、「ホットロッドがマトリクスの光を受けて、ロディマスコンボイへ変化を遂げた瞬間の姿」だそう。そもそも「2010」自体日本でのタイトルなんだから日本名でいいんじゃないかと思うんだけど…ボディはクリアブルー系で統一されていて、とてもきれいな感じ。発売前の見本の色はもっと青かったけど、実物は緑っぽい青。初代iMacみたいな感じです。実際手にとってみると、結構いい感じなんだけど、見本の色のほうがよかったな…
背面。
3面。基本変形ヘンケイ版と全く同じ。基本メタリックっぽい感じで塗装されてて、全体の統一感はあります。素材のせいか、関節等は大分固め。
バストアップ。ホットロディマスと変わらず。元のおもちゃが結構好きなので文句はなし。パッケージには「後ろから光を当てると〜」みたいなこと書いてあるけど、全体的がクリアだから集光ギミックはあってないようなもの。
ビークル。キレイ!キャノピー部分がこれまでのロディマスよりクリアで運転席が良く見える。
背面。吹き出てる炎部分は塗装で濃い目のクリアブルーになってます。
我が家のクラシックロディマスと比較。ま、同じです…けど、青いロディマスっていうのが珍しいから新鮮。と言ってもまた今度ここにTCC限定の青いサイドバーンが来る…
ビークルでも。並び順間違っちゃった…こうみると、今回のホットロッドのウィング部分はシルバーメッキとかでもかっこよかったんじゃないかな…
オートボットカップ ダメージバージョン
続いてオートボットカップ ダメージバージョン。2月に発売されたユナイテッド「オートボットカップ」のカラー違い&ダメージ塗装が施されています。もともと歴戦の戦士、という設定があってのダメージバージョンであると思いますが、付属の小冊子のストーリーでクインテッサ星人からダメージを受けて錆びた、という描写があり、それを表現しているのかも…個人的には今回のカラーリングは旧玩具っぽいポップな色使いがいいと思う。
背面。
3面。ダメージは塗装ハゲをシルバーの塗装で再現しています。結構控えめな感じで悪く無いですね。
顔は相変わらずの怒り?顔。
ビークルモード。なかなかいい色ですね。
背面。
ユナイテッド版と比較。個人的には圧倒的に今回のカラーが好みですね。なんというか、今回のほうが80年代に思い浮かべてた未来なカラー。あとはユナイテッド版はユナイテッド版で悪くはないんだけど、メタリック塗装がやっぱり気になる…あと、差としてはサイバトロンマークの位置がちょっと違う。というか、通常版のレビューしてないのでそのうちやります…
ビークルでも。
スクラップヒープ
最後にスクラップヒープ。3体の中で唯一の新規キャラクター。このスクラップヒープを目的に今回のセットを買った方も多いんじゃないでしょうか。ジャンキオンの若い青年のひとりという設定で、「ザ・ムービー」でも似たような顔のキャラクターが出てきてます。モノ自体はユナイテッドのオートボットレックガーのカラーリング変更と頭部の新規造形。
背面。
3面。側面がまたタイヤでわけわかんなくなった…
バストアップ。とにかく目の部分の塗装が酷い…どうにかならんかったのかこれ?けど、顔自体は結構かっこいい。
レックガーと比較。色合いは似てますがかなり違って見えますね。ジャンキオンはやっぱり複数いてナンボですね。あと、今回のスクラップヒープの方が首が長い分かっこよくポーズが取れます。
ビークルモードでも。
そしてこのレックガーとスクラップヒープはお互いを載せることが出来ます。シート部分にちゃんと接続部分があってしっかり固定することが可能。付属の冊子では攻撃を受けて交互に変形しながら逃げるシーンがあって、想像するとかっこいい。
最後に3体揃って。
バイクでけー。
付属の小冊子の第6話をなんとなく再現…
以上、e-HOBBY限定2010エディション「オートボットセット」でしたー。どれも既存の商品を元にしてるので駆け足で紹介してきましたがいかがでしたか?個人的には「思ったより満足度は高い」という評価でしょうか。元の玩具の出来はどれも文句ないので、それぞれ戸別で見れば悪く無いです。
しかし。これが「2010」を記念した限定商品としてどうなのか?と言われるとかなり微妙。「オートボットセット」の方はそれぞれバリエーションに富んだもの(しかもスクラップヒープという新キャラ入り)だからまだしも、「ディセプティコンセット」はただのクリアカラー3体セットというオートボット側との統一感がない仕様で、無理やり付属の冊子でつじつまを合わせた印象。他のブログさんや2chなどを見ると組違いなどエラー品や、クリアパーツの白化報告も多いようで、商品の品質的にも問題があるような気がします。e-HOBBY側の企画なのか、タカラトミー側の企画なのかは不明ですが、総合して言えることは「もっと他にいい企画あったよね?」。
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ウチに来たホットロッドは右肘のシャフトが斜めに刺さっており、穴から何もない部分にムリクリ刺さってクリア素材の粘りによりプックリ膨らみが出来てました。当然即日電話で交換品が届く事に。
なっていたのですが、届いてみたらなかには限定品のカップが入ってました。なのでまた電話です。なにがどーしてこーなったんだか。不良品報告が多いという事は交換品確保されてるかが心配になってしまいます。最悪リサイクル品でもいいんだけどな。交換した返品商品組み合わせてあったって、多分自分気付かないから。
ちなみに白化していたといえば、サイクロナスの腿の付け根のボールの受けが白化してましたが、クリアだし力かかる場所だからこんなもんだと思ってたけど、問題がある症状なんでしょうか?不安だなー。
>バッチの袋には驚きました。
そういえば、アレ1個にかなりでかいプチプチにはいってましたねw
エコとはなんぞや…
>届いてみたらなかには限定品のカップが入ってました。
それはびっくりですね…
けど、交換品が先に届くっておもしろいですね。
(自分はまだ交換の経験はないのですが)
あと、確かにこれだけ不具合報告が多いと、本当に交換品足りるのか不安ですよねえ。
クオリティチェックしてなすぎです…
白化は即壊れるとかではないので、見極めが難しいです。
自分はそれほど気にならないのですが、
明らかに割れそうな雰囲気があれば交換してもらったほうがいいかも…
けど、その後なかなかおもいきって遊べなくなっちゃいますよね…