ということで国内版デラックスクラスのラチェットです!海外では「Robots In Disguise」シリーズとして発売されたもので、それに「アームズマイクロン」が付属したものになっています。更に日本版限定の仕様として、塗装は必要最低限のものになっており、遊ぶ人の手でシールを貼らせる形に。「トランスフォーマープライム」でもラチェットはレギュラーメンバーとして登場し、オートボットの古株として、ムービーやアニメイテッドと似たような立ち位置で主にサポート役として活躍します。それではいってみましょう!
パッケージ。今回のアームズマイクロンのデラックスクラスはブリスターではなく紙の箱のパッケージに。個人的にはこっちのほうが収納に向いているので歓迎なんだけど、今回の紙パッケージ、中箱の寸法を間違ったのか、微妙に大きくて中身を取り出すのが恐ろしく困難…これ、子供達は箱ビリビリにするよ、絶対。
まずはシールを貼らない状態から。恐ろしく白い!正面は顔の部分だけは塗装されており、かつてここまでそっけないトランスフォーマーはいたであろうか!?という感じ…
ビークルモード。ボンネットルーフ部分は赤で塗装されていますが、それ以外はなし。
シールはこんな感じ。ホイルシールとなっており、結構なボリュームがあります。ちなみに、管理人はカッターで切込みを入れたりでくぼみに合うようになど一手間かけました。
シールを貼った状態のロボットモード。特に胸から肩にかけてのシールが多く、だいぶ貼る前の印象とは変わりますね。しかし、白っぽさは相変わらずでちょっと寂しい感じかな。プロポーションは劇中のラチェットの雰囲気をよく出していると思います。
背面。背中もすっきり。
3面。もの的にはファーストエディションのボリュームとそれほど差はなく、ディテール感も結構あります。全体のバランスもいいですね。
バストアップ。顔も劇中の雰囲気がしっかり出てますね。けど、やっぱり気になるのが胸周りのシールのシワ。形の関係でどうしてもシワができてしまい、しかも結構目立つのでなんかちょっとがっかりしてしまう…
集光ギミック。かなりいい感じで、普通にしてても結構光るくらい。
続いてビークルモード。これもシールを貼るとだいぶ印象が変わりますね。グリルとライト部分がメッキパーツっぽく見えないこともない。ちなみに、ドア部分や後部ルーフ部分に付いているグレーのパーツはアームズマイクロンを取り付けるととが出来るのですが、これは国内版のみの仕様です。
背面。
ダークサイド・ムーン版ラチェットと比較。同じデラックスということもあり、大体似たようなボリューム。
ビークルでも。こっちも大体似たような大きさ。
続いてアームズマイクロン「アルエ」。「Ratchet」の2文字をとって「アルエ」とのこと。バンプの歌ではなし。組み立て式で、ランナーはこんな感じ。
ロボットモード。何か元になったトランスフォーマーのモチーフがあるのかもしれないけど、ちょっと分からず。これまでのマイクロンと似たような大きさなので、その辺と買わませて遊ぶことができますが、パーツが単色なので若干安っぽく感じるかも。
背面。
ウェポンモード。劇中のラチェットの武器に模したような感じに。各部がクリック関節になっているので、変形でへたれることはないと思います。設定としては、地球上に存在しているエネルゴンが、地球にやってきたトランスフォーマー太刀の武器に宿ったという事らしい。これは日本オリジナルの設定です。
ブレードの側面にエネルゴンクリスタルが、このエネルゴンクリスタルの形によって属性があり、このアルエのものは「HP(ヒットポイント)クリスタル」というらしい。
持つとこんな感じ。かなりボリュームがありカッコイイ。けど、実際劇中ではもっと小さく、かつ両手に装備していますね。ちなみに海外版では劇中の武器を再現したものがついています…
可動は結構いい感じで動きます。特に腕周りの可動が優秀。
劇中ではそこまで戦う時が多いキャラではありませんが、所々で活躍する姿はかっこいい。また、薬の力を借りてめちゃめちゃに動きまわる回とかもあるので、未見の方はテレビで放送されるのを楽しみに待ちましょう!
武器の横にも5mm径の突起があり、両手で持つこともできます。

以上、「トランスフォーマープライム」アームズマイクロンシリーズから「AM-04 ラチェット」でしたー。今回の国内展開である「アームズマイクロン」シリーズでのシール仕様が一番顕著に現れているであろうこのラチェットをまず紹介させてもらいました。玩具自体は変形や可動含めて非常に良くできており、ファーストエディションと比べても遜色のない出来。アームズマイクロンも日本オリジナルの設定でかつ、他のアームズマイクロンとの合体ギミックなどもあり集めるのが楽しそう。
しかし、やはり「シール」がどうしてもネックに感じてしまいます…結構「ここにこれは貼れないだろ…」っていう箇所に貼らなきゃいけない部分も多く、結構張るのが難しいし、どう頑張っても綺麗に貼れずストレスが貯まる…まあ、僕らは大人なので本来の購買層である子供たちがどう感じるかはまた別の話なのですが、少なからずこれまで「トランスフォーマー」を買ってきた人たちに取っては戸惑いが多いのは事実だと思います。やっぱり変形させてると、よれたり剥がれたりするし(実際してるし…)、ガシガシ遊べるのがトランスフォーマーのいいところだと思っていたのに、変に気を遣う必要が出てきてしまったのは「なんか違う…」と思わずにはいられない…まあ、このラチェットはそもそも海外版でも白さが目立っていたので、特にそう感じるのかもしれません。とりあえず、自分で塗っちゃおうかな…
![]() |
ツイート | |
おもちゃ・玩具ランキング |
【TF プライム>アームズマイクロンの最新記事】
あれと違い胸飾りが無いこととスタイリッシュではないこと、くらいかな
ラチェットはG1や3部作ではおっさん顔ではなかったのに
ロボットモードが白すぎる。さすがにこれは手抜きといわざるを得ない
しかし安さを考えたら俺は賛成です
声優繋がり(?)でラチェットの剣をオプティマスに持たせると言うのも良いですが,しかし
これは買うとしてもかなり後かなと
何せ自分の買いたい物が八月まで毎月出て消費額が(ry
すごく見やすいレビューです!
買ってみようかな・・・
ドーピングでパワーアップとは!楽しみにしています♪
しかし、驚きの白さ…
プライムの特徴ともいえる独特な金属光沢を持ったTFは、全面塗装版が欲しくなるくらい魅力的なだけに、ちょっと残念です…
アニメを見ると、オプティマスにシルバーメッキは必須だろ!とか思ってしまいますしw
私もアルエを管理人さんと同じような持たせ方をしています。短剣のように持たせるのもいいですが、やっぱりこの持たせ方がしっくりきますよね。
まさか頭にスプリングでの一発変形みたいのがあるとは知らず、変形させてびっくりしました。可動も中々で満足なのですが、唯一の欠点は腕のパネル展開時に国内オリジナルの5mmジョイントがちょっと干渉するんですよね…
あと管理人さんが悪いとかじゃなく、日本ってHPをヒットポイントと表記するのが大多数ですがあれヘルスポイントと表記するのが正解なんですよね…
いろんなところで目にするのでちと気になります。