ということで、マスターピース版アラートです!MP-10コンボイver.2.0から続くスケール統一シリーズも早4体目(かな?)。MP-12ランボルの発売からわずか2か月で新キャラクターが発売となり、さらには来月にはサウンドウェーブと怒涛のマスターピースラッシュが続くという、なんとも嬉しい(お財布には厳しい)こととなっています。さて、このアラート(海外名は「レッドアラート」)ですが、「戦え!超ロボット生命体」では登場回数はそれほど多くないものの、ビークルがカウンタックのレスキュー車両ということと、白と赤のボディがカッコよく、さらに玩具のカッコよさも相まって非常に印象的なキャラとなっています(登場話のインパクト的にも)。モノ自体は「MP-12ランボル」のカラー&若干の仕様替えとなっており、ビークルモードである「カウンタックLP500S」はランボルに続きランボルギーニ社の正式ライセンスを受けたものとなっていますが、デザインはオリジナルのレスキュー車両をしっかり再現しています。それではいってみましょー!
【パッケージ&内容物】
まずはパッケージ。大きさやレイアウト等、ランボルとほぼ同様の仕様となっています。ランボルの箱と重ねておいておけばピッタリいい感じ。今後もこのサイズのマスターピースはこの大きさだといいなあ。また、写真は省略していますが、ランボル同様ランボルギーニ社の正式ライセンス商品で表すシールが箱底に貼ってあります。
内部のブリスター。今回も綺麗に内容物が収納されています。
玩具以外の内容物は取扱説明書、キャラクターカード、そしていつものアンケート用紙の3つ。
【ロボットモード】
ロボットモード。ランボルのリカラー&リデコではありますが、色分けと細かいパーツ変更でしっかりとアラートを再現していますね!このマスターピース版アラートはアニメカラーを基調としており、旧玩具では頭部は黒でしたが、今回は赤の成型色となっています。また、写真からではわかりにくいですが、ビークルで表面に来る部分は白の部分も塗装されており質感を表現しています。
背面。こちらもランボルと同じくすっきりとした背面。パトランプが背中にあるのが特徴。
3面。直線的かつみっちり感がなんとも言えない魅力。ランボルとアラートのクオリティがこれだけ高いと、これから出るであろう他のラインナップへの期待も上がります。
バストアップ。瞳はメタルブルーで塗装されています。頭部はランボルから若干変更されており、耳?部分がアニメの形状が再現されています。フェイス部分はランボルと同じパーツですが、眼の色が違うからなのかランボルより柔らかい印象がするのは気のせいかな…?
各部をもう少し細かく見ていきましょう。まずはボディ。胸部分は白の成型色に白で塗装されており、光沢のある高級感ある質感に。また、塗装のお陰でライト上のモールドのメリハリが出るようになっています。また、アラートの特徴である「F.D.」のマークもや、その下にあるランボルギーニ社のエンブレムもしっかり再現されています。ちなみに、取説によれば「F.D.」は「Fire Department(消防)」の意味だそうで、火災から守る「盾」が併せて描かれています。
背面。若干塗装のアラが目立ちますが、許容範囲かな?パトランプ部分は結構シンプル。おそらくクリアレッドの成型色ではなく、クリアにクリアレッドの塗装が施されている感じで若干淡めの色になっています。
下半身。サンボルでもアラートでもいいので、この脚部のブレートをパタパタしてボリュームを再現する変形は是非とも触ってほしい。気になるところとしては膝部分の紫の塗装。劇中では特に色はついてはおらず、現具では青っぽい色になっていますが、今回は紫となっており唐突で若干浮いて見える気がする…
脚部背面。この膝下も白い塗装で質感アップ!
【ビークルモード】
続いてビークルモード。変形パターンはランボルと同じなので省略。ビークルモードはランボルギーニカウンタックLP500Sのファイヤーチーフ仕様。実車のランボルギーニではこの仕様のものは実在せず、玩具オリジナルの形態ではありますが、しっかりランボルギーニはライセンスを出してくれるという懐の深さ。ボディ部分はすべて塗装になっておりとてもキレイ。
ちなみに、消防仕様のランボルギーニはないようですが、パトカーであればイタリアに実際に存在する模様。これに乗るために警察官になる人もいそう…
背面。赤いペイント部分が見えないとかなりパトカーちっく。
正面から。
パトランプ。一応接着されていますが、他の方のレビューを見ると結構外れやすいみたいので注意。
底面。ロボットモードの肩がランボルと異なるのですが、うまく収納されています。
【武器】
続いて武器。まずは「微粒子ライフル」。赤の成形色で若干やすっぽいのが気になるかな。ちなみに、パッケージや取扱説明書では左手に持たせられていますが、実際劇中で確認すると特に左手持ちが絶対という訳ではないようです。なので、今回の記事では主に右手に持たせています。
続いて「ロケットランチャー」。色分けはされていますが、先端が飛び出したりはしません。
微粒子ライフルとロケットランチャーを組み合わせて、ビークルモードに装着。これは玩具オリジナルのギミックです。
もう一つの付属物「サーキットトラブル」。第23話「ネガベイダーを奪え」でフレンジーのミサイルの直撃を受けて頭部のブレインサーキットが壊れてしまった際のシーンを再現出来るという、なんともマニアックなアイテム。といいつつ、アラートと言えばこの「ネガベイダーを奪え」の回のインパクトが強いので当然と言えば当然の付属物なのかも…
こんな感じで頭に装着。わがままを言えば苦しんでる顔(上気してるような)とか付け替えられたら楽しかったな。
ちなみに劇中ではこんな感じで頬を赤らめながらアラートは1話を過ごします。
【比較】
「MP-12ランボル」と比較。ほぼ同型ではありますが、色の違いでうまく別キャラになっていますね。
差を細かく見ていきましょう。頭部の耳にあたる部分の形状が異なっています。
肩アーマー部分。アラートは肩のアーマーにタイヤが。このタイヤはダミーとなっており、ビークル時は収納されます(上のビークルの底面画像参照)。若干このダミーは残念な部分かな。
非常にわかりにくいのですが、胸の人間で言う鎖骨部分あたりの形状が異なっています。アラートはアニメの形状に合わせられて突起?のようなものがあります。上の2枚の写真の方がわかりやすいですね…
ビークルモード。主な違いは塗装とパトランプのみ。しかしこうやってランボルギーニが2台並んでるのはなかなか壮観。
2台とも塗装がしっかりされているおかげでこれだけで飾ってあったら普通のカーモデルにしか見えないだろうなあ。
背面。
続いてジェネレーションズ版のアラートと(海外版なのでレッドアラート、ですね)。ジェネレーションズ版は旧玩具ベースの配色で頭部が黒になっていますが、国内版の変形ヘンケイでは頭部は赤になっています。
ビークルでも。変形ヘンケイは近年のランボルギーニを意識した形状になっています。
変形ヘンケイ版のインフェルノと。アラートと言えばインフェルノですが、なかなかいいサイズ比になっているんじゃないかと思う。ちなみにこのインフェルノは非正規のアドオンパーツを使用しています。
最後に「MP-10コンボイver.2.0」と。この調子でいろんなサイバトロン戦士と組み合わせて遊べるようになるといいなあ。
【アクション】
以下、写真続きまーす。
「インフェルノ〜!助けてくれ〜!」

「インフェルノ〜!」まったく、なんというエフェクトパーツを付けてくれたんだ…
「ネガベイダーを奪え」では錯乱状態になったアラートは、スタスクにそそのかされて「俺がリーダーになるんだ!」的な感じになってしまうのですが、そのスタスクとの絡みもこうやって再現出来ます。
こんな感じで倉庫で腰掛けて愚痴を言い合う二人の姿がなかなか微笑ましい。けど、ネガベイダー回以外は至って普通のキャラクター。塩屋さんの声も相まって、ネガベイダー回がかなり特殊なんだと思う…
第49話をイメージして。管理人的にはインフェルノはかなり好きなキャラなので、ぜひともマスターピース化してほしいところ!!
以上、「MP-14アラート」でした!ほぼ「MP-12ランボル」と同じなので特筆すべきことはそれほどなにのですが、やはりこうやってG1戦士が徐々にMPで補完されていくのはとても嬉しいですね。今後のラインナップにも期待してね!と言わんばかりのキャラクターチョイスなのではないかと思います。玩具の出来は言わずもがなで、先日の「超変形トランスフォーマーアワード2012」の結果ではランボルが見事2位となりましたが、このアラートも同形ということで同様にすばらしいものとなっています。また、そのランボルから最大限に別キャラに見せようと言う意気込みも伝わってくるので、ぜひともここは2体とも揃えたいところです。カーモデルとしてもランボルギーニのお墨付きで申し分のない出来なので、トランスフォーマー初心者にもオススメできる一品です!さて、次はサウンドウェーブだ!
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ダミーなのはちょっと残念ですが、ここを再現するために変形パターンを練り直して…となると、アラートのリリース自体が難しかったかもしれませんし、MPのリリースペースを考えると、むしろ歓迎したい割り切りだと思います♪
しかしランボルギーニパトカーが実在するとはw
肩のタイヤを実際に作り直すとするとかなり大変そうですw
おっしゃる通り、アラートが出ただけでも万々歳なので、
全然許容できる仕様だとは思います!
ちなみに、あのパトカーが事故ってニュースになったことがあるようですよw