というわけで、マスターピース版ランブル&ジャガーです!まさかカセットロンがマスターピース化されて単品発売されるなんて誰が予想したでしょうか!?今回はランブルとジャガーの2体セットとなっており、今年1月に発売された「MP-13サウンドウェーブ」と組み合わせて遊べるのがウリとなっています。サウンドウェーブがマスターピース化されたのは、商品化の要望が一番高かったからということですが、その大きな一因なっているのがこのカセットロン達を絡めたギミックではないでしょうか。つまり、このカセットロン達がいなければ、サウンドウェーブの本当の魅力は完全に引き出す事が出来ず、MPサウンドウェーブを持っている人には今回のランブル&ジャガーは必須と言っても過言ではないアイテムとなっていると思います。それではさっくりいってみましょー。
【パッケージ&内容物】
まずはパッケージ。まず箱がとても小さい!デザインはこれまでのマスターピースを踏襲しており、これまでのパッケージの縮小版みたいでかわいい。
どのくらい小さいかというと、「MP-12ランボル」比べてもこのサイズ!
中身はこんな感じ。今回はどれも小さいからなのかどれもビニールで梱包されてます。
他の内容物。説明書とカードといつものアンケート。そして細かいパーツが個別に袋に入っています。ちなみにカードは2キャラで1枚にまとめられています。これは別にしてほしかったなあ。
全部開けるとこんな感じ。
【ランブル】
まずはランブルのロボットモード。小さいながらアニメ劇中のプロポーションを忠実に再現してますね!ディテールも細かく造形されており、まごうことなきランブルとなっています。ボディの模様や、膝にはメッキが使用されており見栄えもよい!
背面。背中には武器であるマシンガンを装備。マスターピースとは言えどさすがに小さいカセットからの変形なので、背中の大きな穴が目立ってしまってるのは仕方ないかな。
3面。直立させるとカセットから変形したのがよく分かるような直線が多いフォルムになります。
続いて武器。まずはマシンガン。デフォルトでは背中に装備している形ですが、はずして手に持たせる事ができます。
背中に付ける穴と、手の穴の径は違うんですが、小さいながらその切り替えが出来るようになっています。
サウンドウェーブのデバイスモード時の背面にある収納スペースにマシンガンを入れる事が出来ます。予想通り!
続いてハンマーアーム。ハンマーアームはまとめて収納形態にすることが出来ます。
ハンマーアームの中にはそれぞれマシンガンを収納することが可能。
収納形態で背中に取り付けることが出来ます。けど、重たいのでそのまま直立させるのは難しい…ので、こんな感じじゃないと立てない…
ハンマーアームをランブルに装着。腕をこんな感じに折り畳んでハンマーアームを取り付けます。カチッとはまるのでそう簡単には外れません。
先端部分を延ばせば完成!うーん、かっこいい!
ハンマーアームを取り外して残ったフタ部分は背中に取り付ける事が出来ます。
収納形態でサウンドウェーブの腕に取り付けることが可能。フレンジーが出たら両腕に付ける事が出来るようになる!
デバイスモードでもセンサーを介して外部電池に見立てて取り付ける事が可能。つまりサウンドウェーブのロボットモードでも、デバイスモードでも余剰なくランブルと組み合わせる事が出来るということですね。こういうこだわりがちりばめられてるのがとても好印象。
【変形】
それでは次は変形を見ていきましょう。このランブル&ジャガーは買ったときはカセットモードなので、本来ならばカセット→ロボットで紹介するべきなんですが、このブログの構成上ロボット→カセットで紹介します!
@まず、頭を180度回転させ後ろに倒します。
A手を内側におり収納、そして腕を型部分から上に上げます。
B胴体の腹部を押し込み、足首から脚を折りたたみ、足の付け根から90度回転させます。
C太もも部分を折り込みます。ここはかなり細かく間接が仕込まれており、折り込むのに少しコツがいるかも。
D折り込んだ足を上に上げ、そこに腕部分をはめ込みロックするような形にして出来上がり。
【カセットモード&比較】
ということで、カセットモード。これまでのカセットロンと同じマイクロカセットサイズ。かなりきっちり収まっており、カセット感がよく出ていると思います。
裏側はこんな感じ。裏側は特にカセットとしての模様はなく、ロボットモードの模様が丸出しな感じ。まあ、この薄さなら仕方ないよね。
アンコール版のランブルと比較。見て分かる通り分割線が非常に似た感じとなっており、旧玩具の変形機構を踏襲されているのが分かると思います。細かいデザインは旧玩具の方が具体的に「60」分の表記や、テープ部分も写実的に描かれていますが、今回はラベルのみがデザインされている感じ。ちなみに、マスターピースの下側にある文字の羅列は生産番号か何かかな?
ロボットモード。今回のMP版のほうが背が高くスラリとした印象。けど、旧玩具の方も変形時、首がスプリングで飛び出すギミッックや、可動も今見てもとてもよく出来てると思う。
ユナイテッド版のランブルとも比較。ユナイテッド版はスカウトクラスとなっており、一回り大きいサイズになっています。久しぶりにユナイテッド版引っ張りだしてきたけど、やっぱりかっこいいね!
【アクション】
可動範囲はこの大きさからは想像出来ないほど動きます。さすがに腰は回らないけど、普通に遊ぶ分には十二分の可動領域になっています。
変形の都合で、首を上を向くような感じにする事も可能。
ハンマーアーム装備で。ボリュームもアップするしかっこいいい!けど、劇中での活躍はフレンジーの方が多かったので、あんまりランブルが活躍していたシーンが思い出せなかったり…
【ジャガー】
続いてジャガー。まずはビーストモードからのご紹介。カセットから変形したと思えないこの立体感!ランブルはある程度変形が想像出来ましたが、このジャガーはぱっと見どう変形したかが全く想像出来ません。最近では海外名の「ラヴェッジ」という呼び名も多く耳にするようになりましたが、やっぱりこの姿を見るとジャガーの方がしっくりくるね。
背面。シッポがかわいい。動物っぽい後ろ足の関節など細かく作られています。
3面。横面で見ると直線のラインがカセットっぽさを彷彿とさせますね。けど、本当にパーツ数が多くて小さいながらもマスターピースの精神が詰め込まれている感じがします。
今回、ジャガーには差し替えパーツはなく、後脚にあるミサイルもなんと変形で再現されています!小振りな感じがいいですね。
【変形】
続いて変形を見ていきましょう。ジャガーもビースト→カセットの手順をご紹介。
@前脚、後脚を広げます。前脚は付け根を回転。そして、体をまっすぐにのばします。
A後脚を折り曲げて、付け根から手前に持ってきます。
B前脚を折り曲げて、ジョイントで固定。そして、頭を半分に割って、中心の鼻部分を内側に収納します。半分に割った頭を開ききればカセットモードの完成。
【カセットモード&比較】
ということでカセットモード。ランブルやサウンドウェーブ付属のコンドルと比べるとツライチ感が足りないかな?変形がかなり細かいから仕方ないと言えば仕方ないですが、歪んで見えるのがちょっと残念。
背面はもっと節操のない感じに。
続いてアンコール版のジャガーと比較。ランブル同様、旧版はよりカセットっぽいデザインとなっていますが、MP版はシルバーの模様のみ。
ビーストモードでも。昔のジャガーは平面っぽさがバリバリ出ていましたが、個人的にはこれはこれで味があって好き。しかし、こう見ると技術の進化というか、考え方の進化ってスゴイ。
もう一つ変形ヘンケイ版のハウンドに付属したジャガーと比較。あの時ほかのカセットロンも出るかと思いきや、ジャガーしか出なくてがっかりした覚えが…ちなみに、変形ヘンケイ版はカセットのサイズが若干大きいのでサウンドウェーブに収納するのはやめといたほうがいいかも。
ビーストモードでも。変形ヘンケイ版もかなり大きく展開してこれはこれで十分な出来。
【アクション】
可動範囲もかなり広い!あとは口が開けば完璧だったかな。
ネコ科っぽい動きをしっかり再現出来ます。かっこいいな!!
【ランブル&ジャガー】
今回もピンク色のケースが付属。
ランブルとジャガーの大きさ比はこんな感じ。
サウンドウェーブ付属のコンドルも一緒に。次はフレンジーとパズソーも来るし、一気に劇中に登場するカセットロンが揃う!!
そして今回の醍醐味であるサウンドウェーブとの組み合わせ!まずはカセットモードでの収納。ジャガーだけ若干歪んでるせいか、うまく取り出せないことがあります…
「イジェークト!」サウンドウェーブ周りだけがどんどん充実する!
以上、「MP15 ランブル&ジャガー」でしたー!ランブル、ジャガーとも小さいながらすばらしい出来となっており、これ以上の変形はないんじゃないかというくらいの仕上がり。マスターピースは大型商品だけというのは過去の話で、今やランボルやアラートをはじめとした中型商品、そして今回のカセットロンの小型商品とマスターピースの世界の広がりはとどまる事をしりません!「MP-10コンボイver.2.0」から続くコンセプトは、基本がロボットモードでのスケール統一ではありますが、今回のカセットロン達はサウンドウェーブに収納するのが前提なので、ロボットモード、ビーストモードは大分小型にはなっています。けど、玩具としてのプレイバリューは細かいところまでよく考えられており、ランブルのハンマーアームの余剰を極力なくすようなギミックや、サウンドウェーブとの組み合わせもとても楽しい。強いて言うならば、若干売り方がセコいというか、これにフレンジーとパズソーをセットして4体でもう少し安く売ってくれれば、もしくはサウンドウェーブに最初から付けてくれればよかったのに…とは思います(海外での売り方を見ると特に)。とは言いつつも、この2体だけでも十分遊べるし、集める楽しみというのもあったりして割かし満足度の高い商品ではないかと思います。
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もう少しお安かったらカセットロンだけでも買い集めたかったけど、マイクロカセットであの金額は・・・二の足ふんじゃう。
ラットバットはサウンドブラスターに付属なのかなあ…